【ND用】

メタルゲージキットの解説


構想5年、開発期間1年を費やしたND用のメーターができあがりました。「純正メーターを超えなければ出す意味がない」という考えのもと、どんなデザイン、どんなテイストがNDに似合うのかだけを追求して取り組みました。運転中、常に視界にあるメーターをカスタムする効果は絶大です。より多くのNDオーナーにこの製品をお届けできたらと思います。

※このページの内容は随時加筆・修正致します。受注開始までに定期的に覗いてもらえると嬉しいです。


▷キットの内容

キットには以下のものが含まれます

 

・メインパネル(回転計・速度計)

・ニードルキャップ(大・小)

・照明拡散シート

・警告灯表示パネル

・専用アクリルスペーサー

・詳細な取り付けマニュアル

 

上記のほか、専用緩衝材・専用化粧箱を用いて厳重な梱包の上で発送致します。説明書には解説動画へのQRコードを掲載しますので作業の際の参考にお役立て下さい



▷適合車種について

2023年納車までのすべてのNDロードスター(幌車/RF)に適合します。

 

※なおRFの前期型はタコメーターのレッドゾーンが6800回転スタートとなりますので、ショッピングカートに追加の際は選択項目にじゅうぶんご注意ください。

 

※2024年1月以降納車の「改良型」には適合しません(開発中です)。


▷メインパネルの仕様

スピン処理を施したステンレス(SUS304)パネルを精密に加工したメインパネル(回転計&速度計)にはシルバー仕様の他にブラック仕様をご用意。「変えた感・主張」を望むならシルバー、「落ち着いた大人の風合いと質感」をお求めであればブラックというように、カスタムの方向性や嗜好に応じてお選びいただけます。なお、このブラック仕様は塗装ではなく「電解発色加工」と呼ばれる技術を採用しており、金属の質感を損なうことなく深みのある黒色を実現します。さらにパイロットランプ下の文字部は、一度染めた黒をレーザーで飛ばして刻印。シルバー版と比較すると「手数」がかかっている事がお分りでしょう。こうした高級時計・高級オーディオ等にも採用されるマテリアルと加工法により、室内空間に【高い質感】をもたらしてくれるのです。


▷パイロットランプについて

速度計のアイコン表示灯部分にはパイロットランプを採用しています。メカニカルな風合いを醸し出すとともに、古き良き時代の郷愁を現代に蘇らせる【ネオ・クラシカル】の趣があります。標準仕様のレンズ部分はスモーク色となり、「発光した時にだけ色が出る」ようになっています。なお、発光していないときにもパイロットランプらしい風合いを楽しめるようにカラーレンズオプションの設定もご用意しておりますので、ぜひお好みに応じてお選び下さいませ。


▷ニードルキャップ

アルミニウム製ニードルキャップを別売りにせずセットとしたのは「ニードルキャップも含めて1つの完成形」と捉えているからです(こちらもシルバー版とブラック版をご用意しています)。C面を鏡面加工としたことにより、夜間の街灯がさり気なく反射し、妖しく美しい一瞬をお楽しみいただけます。

 

「メインパネルはブラック、ニードルキャップはシルバーに(またはその逆に)」といったご要望にお応えすべく、組み合わせのチョイスも設けておりますのでこちらも是非お好みに応じてお選び下さい。


▷ブラック仕様専用オプション(2022年12月追加)

メタルゲージキットのブラックタイプに装着するオプションで、古き良き時代の名車「MG-B」のメーターに配された趣あるイエローカラーをマイル表示部分とレッドーゾン手前(イエローゾーン)に配することができます。シルバータイプへの装着も可能ですが、RSプロダクツとしてはブラックタイプへの装着を前提に開発しましたので視認性や配色のバランスは「ブラックタイプでの同時装着」でこそ最大限の魅力を放ちます(詳しい開発経緯はこちらを参照)。


▷液晶カバーパネル

液晶部に装着するパネルは別売りとしました。これは、NA・NB用のメーターなどで「価格のために導入を諦めてしまう方々の例」を何度か経験したことによります。つまり今回の製品をより多くの方に手にとって頂くための方策であり、メインのキットを「よりお求めやすい価格設定」とすることが狙いです。RSプロダクツ代表である私・ハタナカも20歳そこそこの時(1996年頃)、バイト代をやりくりしてパーツを買っていました。指を咥えて諦めるしかなかった製品もたくさんあります。そんな気持ちを知るだけに、若いNDオーナーさんのためにできるだけのことをしたいなと常々思っております。統一感からみると液晶パネルは必須です。ですのでまずはキットを、そしていつか余裕があるときに別途液晶パネルも装着してやって下さい。

※2023年11月追記

 

これまで標準液晶用のみの設定でしたが、TFT液晶対応のカバーパネルを新規開発しました。できるだけ金属部分を残すべく思案した結果、左端の道路標識表示部分(インフォーメーションセレクター部分)をスリット処理としています。その他、右側や中央上部のスリットに関しては実際に装着されたみなさまが日常の中で「こういう意図があったのか!」という発見をしていただきたいのでここでの解説は割愛します。


▷照明と警告アイコン

キットには、夜間照明をより美しく発光させる照明拡散シートが付属しています。また純正では雑然と並んでいるだけの警告表示アイコンを新たにデザインし直して再配置しています。車体アイコンをロードスターに変えるなどの遊び心も、RSプロダクツのこだわりです。


▷照明色変更時の注意点

ご存知の通り、NDロードスターの純正イルミネーションはホワイトです。本来はLED打ち替えでしか実現できなかった照明色変更を、別売りのカラードレイヤーを用いることで簡単に実現することができます。ただし1点だけ注意がございます。より深みのあるカラーを追求した結果、液晶表示部分が昼間はとてもみづらくなります(夜間は問題なく視認可能です)。この解決方法として、①純正のスモーク色の液晶カバーを外して使用する、②カラードレイヤーの液晶部分に該当する部分をカットして使用する、という2パターンの方法をご提案します(①の場合でもやはり純正ほどの視認性は確保できません)。なお、この対策として今後やや色味を薄くした仕様も開発していきます。青・赤以外にご要望の多いグリーン・オレンジ・パープルといったラインナップを検討中です。


▷取り付けについて

NDの場合、NAなどとは違いメーターを取り外すのに「ひと手間」かかります。ただ、作業自体は単純ですので、丁寧に進めていただければどなたでも美しく装着可能です。同梱の説明書では写真を多く用いて詳しく解説しておりますし、解りづらい工程に関しては動画(QRコードから)でも解説しております。また、万が一の不具合、破損などの際にも最後まで責任を持ってサポートさせていただきますのでどうかご安心下さい(名古屋までお越し頂ければRSプロダクツでも施工致しますのでもし心配な場合はご相談下さい)。



▷頂いたご質問への回答

Twiiterでの開発情報をご覧になった多くの方々よりDMで質問を頂戴しております。未回答のままだったものも含め、ここで皆様にご案内いたします(いただいたメッセージそのものの転載もあります事をどうかご了承ください)。

なお、今後この項目は随時追記・更新していきますのでDM等お問い合わせ頂く前にまずここで最新情報のご確認をお願いいたします。

どストライクで購入は決定なのですが、自分で取り付けできるか不安です。

回答:NAのように運転席での作業だけでメーターを外せないのがNDの難点と言えます(逆に言うと、マツダさんがドイツ車並みのインパネ構造にしたんだなあと僕個人的には感心した部分です)。しかし上の説明でも書きましたが、作業自体は単純なものの連続です。動画では僕自身がサクサクと作業していく様子を収録しますので、それを見て「自分にもできそう!」と自信を持って頂けたら嬉しいです。

 

とにかく欲しいのですが、受付開始日にすぐに完売してしまうことはありますか?

回答:受注生産の形ですが特に限定数などは設けないつもりです。緻密な手作業の工程や厳しい検査項目があるので想定を上回るオーダーがあると怖いのですが、欲しいと望んで下さる全ての方々にお届けしようと思っております。ですので、受注開始日に慌てて注文した後に「やっぱりブラックに変更したい」とか「オプションをキャンセルしたい」とならないようにじっくりと仕様を選んでおいて頂きたいと考えております(実はこの「注文内容変更」が最もツライです。間違いがあってはいけないですし…)。

 

メーターの積算距離はリセットされますか?車を手放すときに影響は?

回答:メーターユニットは純正をそのまま使用し、電気的な加工は一切ないので積算距離などの車両データには影響はありません。また、純正への復帰も容易ですので、万が一お車を手放される際にも安心です。

 

車検は問題ないですか?

回答:弊社が運営する他ブランドを含めると、1999年の初期製品から現在に至るまで数千基のメーターを販売して参りましたが、不適合判定との事例報告はございません。実際には過去、何度か検査官の方から問い合わせを受けたことがありましたが、道路運送車両法上(及びUNレギュレーション)上の解釈に関する弊社法務部門作成の文書を提出することで適合判定を受けております。ただし、万が一のため、取り外した純正表示盤は大切に保管しておくことをお勧めします。

 

フィアット124スパイダーには装着できますか?もしできない場合、124スパイダー専用製品は開発されますか?

回答:メーターの構造は同じですが、速度計の数値やレッドゾーンが異なるためND用をそのまま流用することはできません。もしどうしてもという場合は124スパイダー用の純正メーターを入手して頂ければ開発可否はお伝えできます。なお、ワンオフ製作ですととても高額になり現実的ではないかなと感じます。124スパイダー乗りのお仲間・グループ単位でオファーがあれば喜んで製作しますのでその際はご相談下さい。

 

タコメーターが2桁表示なのはなぜ?

回答:1000回転単位ではなく500回転単位で回転数を瞬時に読み取りたい・把握したい、というとてもストイックな昔の英国車のメーターへのオマージュであり、もちろん実用性も込めた意匠として採用しています(「タコメーター 2桁」とか「タコメーター RPM100」などで画像検索すると諸々ご納得頂けるのではないかと思いますのでぜひ)。

 

前期型RFの場合、レッドゾーンが6800 回転からなのですが対応策はありますか?
回答:今回の発表時点で試作が間に合っておらず画像がございませんが、しっかりと対応品を準備しております。ご注文時にプルダウンメニューから「前期RF用」をご選択頂き、オーダーを宜しくお願い致します。

 

前期型RFのレッドゾーンは6500 回転からだと思うのですが?
回答:6500回転の部分も赤ですが、あれは警告域(昔で言うイエローゾーン)であって、レッドゾーンとして実際に帯が太くなているのは『6800回転』からとなります。

 

クルーズコントロールなど、装備されていない車両は?
回答:パイロットランプ部分の警告灯の内容で、装備自体がない車両もあるかと思います。全車対応として設計したため、装備がない車両の場合は「ダミーランプ」となり発光もしません。(そもそも基盤にLEDが存在しません)。

 

パイロットランプ部分のLDWS/BSMとは
回答:LDWSは“Lane Departure Warning System”の略で「車線逸脱警報システム」を指し、BSMは“Blind Spot Monitoring ”の略で「ブラインド・スポット・モニタリング(死角情報警告)」を指します。

 

ブラックとシルバーで視認性に違いはありますか?

シルバー版・ブラック版それぞれ試作ができた段階で、様々な状況下(晴天・曇天・雨天・各時間帯・オープン・クローズ・地下駐車場・直射日光下など)でかなりの時間テスト走行しました。まず前提として、【見やすさ】と言う点では純正には敵いません。これは間違いないです(純正は文字が大きいですし、目盛も太い)。ただし、シルバーもブラックも「見づらい」と感じたのは瞬間的に直射日光が差し込んだ時(これは純正でも同じ)で、その他に気になるシーンは特にありませんでした(「かっこええ〜」とは何度も思いましたが)。視認性を犠牲にしてまでデザインを優先することは決してあってはならないので、そこだけはいつも設計段階で気を遣っています。ただ純正に比べてフォントが小ぶりになっているのは事実ですし「とにかく見やすさが大事」で、「どんな状況下でも正確に数値を読み取りたい」というのであれば純正のままをお薦めします。なお、シルバーよりブラックのほうが見やすいのかなと僕自身も試走前は思っていましたが、それほど極端な差は感じられませんでした。ただ、先述の直射日光が入るような場面ではシルバーはブラックに比べてギラっとします(スピンが入っている分、鏡のような強烈な反射ではないです。ちなみに、全ての自動車にメーターフードがあったり、メーターの位置自体が奥まって配置されているのは直射日光の進入を極力避けるためで、オープン走行を前提としたロードスターでは特にその辺りの設計はとても練られているように感じます)。

 

「速度計に不具合が出た」という報告を耳にしましたが
速度計の不具合(芯抜け事例)に関しては既に対策済みです。詳細はこちらにてご案内しておりますのでご覧くださいませ。


▷ご注文について

オーダー専用ページよりご用命ください。当ページの解説をご熟読いただいて、ご自身のNDのコクピットにふさわしい仕様を吟味していただけるととても嬉しいです。

▶オーダーページへ

 

また、最新情報やこのページの加筆修正に関するアップデートはTwitterの公式アカウントにて告知いたします。特にアカウントをお持ちでなくても閲覧可能ですので是非そちらも定期的に覗いてもらえますよう宜しくお願いいたします。

Twitterアカウント⇒@RSPRODUCTS

 


以上、長文にお付き合い下さりありがとうございました。多くのNDオーナーさんに今回の製品を楽しんで頂きたいと思っております。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

RSプロダクツ代表 ハタナカマコト